理学療法士の病院実習について

理学療法士は養成校の履修内容に病院実習と言うものがあります。

期間中は養成校を離れて実際に理学療法がおこなわれている病院などに通います。

理学療法士になるために行う病院実習ではどのような目的があり、どのような流れで行われているのでしょうか。

この記事では理学療法士の病院実習について解説します。

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段階的に実践に慣れていくシステム

理学療法士は国家資格のため、免許を得た時点で実務ができるだけの能力を養成する必要があります。

そのため、養成校の時点から実務に触れる機会が重視され、他の医療資格の養成校よりも病院実習の時間が多いと言われています。

実際に理学療法士の病院実習は入学初年度から行われていることが多く、それ以降も年度ごとに実施されている養成校がほとんどです。

そして病院実習の内容も養成校での学習レベルに応じたものになっています。

では、どのようなステップをふんだ病院実習が行われているのでしょうか。

実習ごとに名称があります

理学療法士の病院実習は段階ごとに主に以下のような名称があります。

・見学実習
・検査測定実習
・評価実習
・総合臨床実習

では、これらの実習のそれぞれについて解説します。

病院実習ごとの目的や内容

見学実習

この実習は主に入学初年度から次年度の段階で実施される病院実習です。

この時点での学生は理学療法に関する専門的な学習はあまり進んでいません。

そのため理学療法の専門性に関することは見学して学ぶことがほとんどです。

この段階での病院実習の目的は、理学療法士の仕事についてより深く知ることで更なる学習意欲を促すところにあります。

検査測定実習

この実習は入学2年目から3年目で実施されることが多い病院実習です。

この時点での学生は検査測定に関する学習を終えています。

そのためこの病院実習では実習指導者による監督のもとで、患者様への検査や測定を実施します。

そして実習指導者から技術的な指導を受けます。

さらに検査や測定の結果から導き出される身体機能の状態についての理解を促されます。

評価実習

この実習は最終学年に入る前段階で行われます。

養成校では理学療法に関する専門的な知識を一通り学習し終えています。

そのため病院実習では実習指導者による監督のもとで患者様への検査測定を行い、それをもとにした理学療法のプログラムを立案します。
学生にとっては限られた期間の中で初めての治療立案を行うため、最もプレッシャーのかかる実習だと言われています。

総合臨床実習

この病院実習は最終学年で行われるものです。

これまでに学んだ知識をより実践的に用いることができるようになることが目的です。

原則として1施設につき約8週間のサイクルを2施設行うことになっています。

この病院実習では担当の患者様を持ち、実習指導者による監督のもと理学療法士が行う一通りの実務を行います。

また、期間が長いため施設によっては従業員に則した行動を求められることがあります。

具体的には電話や受け付への対応や施設全体の研修会への参加などです。

病院実習で多くのことを学びましょう

理学療法士は資格取得後すぐに実践で使えるだけの知識と技術を得るために養成校の段階で数多くの実習を経験します。

養成校の学習段階に応じて、それを実践するという形で行われます。

病院実習と言えば苦しいというイメージがありますが、多くのことを吸収できるまたとない機会だと考えることもできます。

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